「ここ10年、援農に取り組んでいますが、その中で思うのは、繁忙期の労働力を確保することで終始せず、そのもう一歩先の未来を想像していきたいということ。援農をきっかけとして、地方を見直すことや、豊かな暮らしを考えることにつながっていったらいいなと思っています。そういったことに、町をあげて実際に取り組んでいるのが、阿武町です。全国でも画期的なことで、これだけフォローが手厚い現場はなかなかありません。特に、住宅補助など暮らしの部分は、他の地域と比べてもとても充実しているので、おすすめですよ!」
<Q&A>
●アグリナジカンは登録制。現在の登録者さんにはどんな方が多いですか?
新規就農を考えている方から、「田舎暮らししてみたい」「農業をライフワークに取り入れたい」という方まで様々です。農業の現場は、経験してみないとわからないことも多いので、漠然と農業に興味がある方も多いです。
●ほかの農業求人サイトとの違いは?
農家さんと登録者さんとのマッチングを大切にしています。事前のヒアリングややりとりの積み重ねで、実際現場に入ったときにギャップが少ないように、フォローアップの体制を整えています。
●援農の魅力を教えてください。
いろいろな農業の現場を横に移動して経験ができるわけですから、その中から好きなもの、自分に合うものを選べる、知ることができるというのが大きな魅力です。人生の経験としても肥やしになりますし、就農に向かうひとつのプロセスとしてとらえるのも面白いと思います。