日本におけるスイカの収穫量は、トップシェアが熊本県で14%。そのあとに、千葉県12%、山形県10%と続きます。そんな中で、福賀スイカのシェアは、わずか0.035%なんだそう。「数で勝負できないのだから、品質にこだわりぬこう」。阿武町にすいか部会が立ち上がって35年来、その思いは変わらず、次世代へも受け継がれています。
実は、梅田さん自身、福賀すいかの援農をきっかけとして、阿武町で新規就農を果たした人物。「農業をしたい」というより、「福賀のすいかがつくりたい。ものづくりの姿勢がかっこいい」という気持ちで就農に至ったそう。市場の流通に身を任せず、責任をもって美味しいすいかをつくり、責任をもってお届けする。日々の農作業の他に、ブログやSNSを通じて、福賀すいかの魅力を外へ外へ伝える発信活動も積極的に行っています。